5月17日(金)
境公民館で【草木染教室】が行われました[E:sign03]
今回は緑がちょうどいい季節になってきたという事で、
ヨモギを煮出して、シルクのストールを染めました[E:clover]
身近な素材で出来るのが、こちらの草木染のいいところですよね[E:happy01]
市民11人が参加しました[E:sign01]
まず下準備から、ヨモギの変色した葉を取り除き、はさみで小さくします[E:hairsalon][E:heart04]
ヨモギは、職員の方がこの日の朝、那珂川の土手で摘んできたものだそうです[E:paper]
マムシが出ない朝方の時間に、排気ガスの少ないところを狙って摘んできたという
新鮮な(?)ヨモギです[E:happy02]
そして、ヨモギを大きなお鍋で煮出して、染液を作ります[E:eye]
こちらが染液です[E:dash]
ヨモギのいい香りがします[E:confident][E:clover]
その後、ぬるま湯で洗ってノリを取ったストールを20分浸し染めします[E:shine]
色ムラにならないようにゆっくりと箸でかき混ぜます[E:recycle]
時々色の染め具合をチェックしつつ・・・[E:dash][E:confident]
そして、その間お湯と媒染を混ぜた『媒染液』を作ります[E:aquarius]
草木から抽出した染料を、しっかりと繊維にくっつけより発色させるために使用します。
今回は銅が入ったものを使用しました[E:maple]
畳んだり搾ったりしないで、そのままそろっと入れます。
ゴム手袋や箸を使い、素手で触らないようにします[E:shine]
色が定着してきました[E:up]いい色です[E:happy02]
今の季節にピッタリの若草色のストールが出来上がりました[E:up][E:up]
今回教えて下さったのは、鈴木真樹子先生です[E:cute]
草木染めをはじめて今年で15年だそうです[E:sign01]
【普段捨ててしまうような材料で出来て、
その時々の時期や水、時間などで違った色味が出る[E:shine][E:shine]
毎回違った色との出会いある事が草木染の魅力[E:happy01]
草をわざとミックスさせて煮出すやり方も面白いですよ】
とおしゃっていました
先生が色々な作品を見せて下さいました[E:eye][E:note]
こちらはタマネギの皮で染めたものです[E:diamond]
色味が違うのは、媒染液の鉄分量によって出来る色の違いだそうです[E:confident]
左から
アルミ媒染・銅媒染・鉄媒染の順に並んでいます[E:sign03]
鉄分量が多いと濃くて渋い色合いになり、少ないと淡くて可愛らしい色合いになるそうです[E:cherryblossom]
←こちらはアカネで染めたもの[E:paper]
鉄分で色味に影響が出るため、媒染液を浸す器は金属鍋ではなく
プラスチック製の物の方がいいのだと先生はおしゃっていました[E:happy01][E:note]
また、
【どうして今日シルク100%の生地を選ばれたのですか?[E:pig]】 と伺ってみたところ、
動物性の生地(ウール・シルク・カシミヤ等)は染ムラが出来にくく、
初心者でもキレイに染める事が出来るのだそうです[E:eye][E:sign01]
一方、植物性の生地(綿や麻等)は染まりにくいので、
はじめに豆乳や牛乳につけてタンパク質をつけてあげるとキレイに染まるのだそうです[E:confident]
色々な生地や材料、工夫次第で色々な作品の出会いがありますね[E:shine][E:shine]
味があって素敵です[E:lovely][E:heart01]
草木染めはその時期時期の草を使って1年中楽しむ事が出来ます。
皆さんも世界に1つだけの自分のストールを作ってみませんか[E:up][E:sign02]
今回採らせて頂いたタイトルコールは6月13日に放送予定です[E:sign03]
お楽しみに[E:happy02]