寒晒しそば・・・皆さん知ってますか[E:sign02]

今しかたべられない幻のそばです[E:flair]

秋に採れた蕎麦の実を袋に入れ、厳寒期の冷たい清流に浸し、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら時間をかけて乾燥させていきます。

「特別なそば」であり、昔は将軍家への献上品にもなっていました。

寒晒し蕎麦ができるまで・・・を取材してきました[E:happy01]

まず、蕎麦の実を網目の袋に入れて運びました[E:confident]

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全部で2t[E:sign03]

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滝の神様に『今年もおいしい寒晒し蕎麦ができますように』と祝詞をあげました[E:confident]

関係者一同、滝の神様に祈願しました[E:shine]

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雪が舞う中の作業は、大変でした[E:snow]

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こんな風に、滝に沈めました[E:sign03]

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そして・・・一週間後

沈めた蕎麦の実を引き上げです[E:flair]

一週間で更に雪が積もってました[E:snow]

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そりで運ぶのは、手で運ぶより効率的です[E:sign03]

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みんなで力を合わせて2tの蕎麦の実を運びました[E:happy01]

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そして、天日干しをします[E:sun]

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こちら、寒晒し前の蕎麦の実[E:sign01]

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そして、寒晒し後の蕎麦の実[E:sign03]

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冷水に浸すことでアクが抜け、また寒風にさらすことで舌触りも良く、甘みと淡白な味わいのあるそばになります。

水温計を滝に入れてみると、冷水の温度は0度でした[E:flair]

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引き上げに行った日は、天気が良く滝の神様が『今年もおいしい寒晒し蕎麦になったよ』と言っているようでした[E:happy01]

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良質なそばの実はもちろんのこと、きれいで冷たい水や、寒い気候などの条件がそろって初めてできる『寒晒し蕎麦』です[E:confident]
そして、何よりも手間がかかります[E:sign01]

今の時期しかたべられません[E:sign03]

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アクが抜け甘味があり、モチモチとした食感[E:confident]

そばの味が口いっぱいに広がります[E:shine]

ぜひ、那須烏山市に『寒晒し蕎麦』を食べに来て下さい[E:happy01]