烏山公民館で行われた『しもつかれ作り教室』に行ってきました[E:sign03]
『しもつかれ』とは“下野の国”が誇る超ディープなキングオブ郷土料理です[E:happy02]
栃木県の伝統の郷土料理で、初午の日に作り赤飯と共に稲荷神社に供える行事食です。
地域により『しみつかり』『しみつかれ』『すみつかれ』とも呼ぶようです[E:confident]
他県の方は、まず見たことも聞いたこともないと思います[E:sign01]
材料は、新巻鮭の頭、節分の大豆、大根、人参、酒粕、油揚げが主な材料です。
大根と人参を「鬼おろし」という竹製巨大おろし機で荒くすりおろし、他の材料と煮てつくります。
~しもつかれ豆知識~
『しもつかれ』節分前に作ってはいけないそうです。
なぜなら『火早い』ということで災いが起きるとの言い伝えがあるようです
でも今回の教室は、1月27日で節分前なのに大丈夫なの?・・・と心配をしていたら
森先生が、去年の『しもつかれ』を冷凍保存してありそれをもとに『増やす』ということで
節分前に作った事にはならないそうです。
味付けはその家庭ごとに特徴的な味があります。
「しもつかれを7軒食べると(中気)病気にならない」
「多くの家のしもつかれを食べると無病息災だ」などの言い伝えがあります[E:confident]
最後に酒粕を入れ、調味料を入れ、味見をして完成です[E:happy02]
『しもつかれ』は、色々な食べ方があり、冷やして食べる方、温かくして食べる方と好みは分かれます。(ちなみに私は冷たい派です)
今回の教室に参加された方は、40~50歳代が多い中、30代の方がおり『なぜ、参加されたんですか?』と伺いました。
その方は『私は食べませんが、母が好きなので・・・母のススメで・・・』とおっしゃっていました。
なんと頼もしい[E:sign03]
こうやってキングオブ郷土料理『しもつかれ』は受け継がれて行くんだな・・・とおもいました。
那須烏山スタッフの『Tさん』も20代ですが『しもつかれ』が大好きです[E:happy01]
お土産に頂いた『しもつかれ』を大事に持ち帰りました[E:happy02]
『Tさん』にとって『しもつかれ』は飲み物なんじゃないか・・・と思うくらいに喜んでいました[E:happy02]
『しもつかれ』は見た目も独特ですが、煮ている時の香りも独特で好き嫌いが激しく分かれます[E:confident]
私も一年ぶりに煮ているニオイを嗅ぎ・・・一年の早さを感じました[E:confident]
学校給食にも出ますが、子どもたちからは評判が悪いようです[E:coldsweats01]
『しもつかれ』の深さを知るにはまだまだ人生経験が足らないからだと思います[E:sign03]
うちの娘(中①)も母が作ったしもつかれを前にして『もっと年取ったら食べるわ・・・私にはまだ大人の味すぎる』と食べません[E:sweat01]
2~5歳の頃は喜んで食べていたのに不思議です[E:confident]
私は子供の頃、母に『シモツカレ食べな』と言われ『ビーフカレー』の『シモツ』バージョン『シモツカレー』だと思い食べ『シモツって何?ぜんぜんカレーじゃない』と愕然としたのを思い出します[E:crying]
参加された方の中には『嫌いだったのに2年前に好きになった』という方がいました。
ターニングポイントは何だったのでしょう・・・[E:happy02]
突然好きになる『しもつかれ』・・・恐るべし[E:sign03]
今、『ニガテ・・・』と思ってる方、もしかしたら食わず嫌いなだけかもしれませんよ[E:happy01]
ぜひ、食べてみて下さい[E:up]
しもつかれレシピはこちらです[E:flair]
講師は森トク先生でした[E:sign03]
森トク先生、スタッフの皆様、参加されていた皆様、ありがとうございました[E:happy01]